【ちょっとだけ手伝ってください(市役所にお願いの手紙を書きます)】
あまり知られていないのですが、実は僕は獣医師で、けっこう動物が好きなこともあり、以前から細々と動物愛護の活動をしています。
数年前に「動物愛護をやろう」と決めてから、色々と調べながら考えたところ、「日本の動物の処分数(※)を減らすためには2つのことが必要だな」と思いました。
(※ 日本では犬や猫がH28年に56,000頭処分されたそうです。
数字はかなり減ってきていますが、依然として大きな数です。
また、数字が減った裏側で新しい歪も生まれているようです。)
一つは、【野良猫の繁殖を抑えること】(①)、
もう一つは、【保護された犬や猫を新しい飼い主と出会わせてあげること】(②)
です。
これまで、②【保護された犬や猫を新しい飼い主と出会わせてあげること】については『いのちをつなぐペットショッププロジェクト』というものを立ち上げ、少しずつですが、こちらは形になり始めています。
さて、今日は①【野良猫の繁殖を抑えること】の話です。
野良猫はすぐに子どもを産みます。しかも一度にたくさんの子どもを産みます。
引き取り手の見つからなかった子猫や、成長した猫は多くが処分の対象になります。
これを抑えるために『地域猫活動』というものがあります。
簡単に言うと、”ボランティアの方がのら猫を捕まえて、動物病院で避妊手術をして、もとに戻す”という活動のことです。
ボランティアの方のモチベーションは多くの場合、『少しでも不幸な猫を減らしたい』という純粋な想いなので、私財を持ち出しての活動が多く見られます。
そこで、この活動の経済的な負担を抑えれば、より地域猫活動が促されると考え、何らかの支援活動ができないか模索をしてきました。
そして『一般の多くの方から少しずつ寄付金を集め、獣医師と交渉をして、無料ののら猫避妊去勢手術クーポンを発行できないか』と考え、仲間と一緒にNPO法人を立ち上げました。(→ NPO法人ChibaPublic)
当初は自ら事務的なことを全て行い、この事業を実行する予定でした。
そして、これまで、興味を持っていただけた人に活動の趣旨をお伝えし、なんとか少しずつ寄付金が集まりました。
↑ 渾身の浄財50万円!!゚(T_T)
しかし、実際に事業を構築するための
● 獣医師との交渉
● 事業を継続するための事務体制構築
が非常に難航しました。
※ 当NPO法人に関わる人は全員ボランティアで、普段別の仕事を持っているため、常勤でこの仕事に専念できる人がおらず、NPO法人の維持に関する事務作業をこなすだけでやっとでした゚(T ^ T)
『この事業を自前でやるのではなく、同じ事業(のら猫の避妊・去勢手術の無償化)をやっている市役所に、財源を提供することで、事業を拡大してもらおう!』ということになりました。
(※ 千葉市役所では年間300頭ののら猫の避妊・去勢手術を無料で実施されています。)
今、こんなお手紙を準備し、今年度中に千葉市役所に要請を行う予定です。
ここで、このブログを読んでくださっている皆さまにお願いがあります。
『この活動に注目しているよ。』という小さなアクションをとっていただきたいのです。
というのも、市役所には年間多くの各種政策要望が届きます。
その中にこの要望が埋没してしまわないよう、できるだけ多くの人に注目していただき、結果を一緒に見守っていただきたいのです。
手紙を見た市長が、担当の職員の方に、
「これはみんなが注目しているいい活動だからしっかり対応するように。」
とお伝えになるか、
「まあ適当に回答しておいて。」
とお伝えになるかで、その後の結果が大きく変わってきます。
具体的にお願いしたいことは以下のとおりです。(3のうち、ひとつだけでもご協力いただけるととても嬉しいです。)
〇 Facebookページ『NPO法人Chiba-Public』に『いいね!』を押してください
※ 市長にお送りするお手紙に、『いいね!』数がわかるように資料を添付します。多くの方に注目されているということが市長のやる気にもつながると思います。
〇 この活動を周りの方にお知らせ下さい。(ブログのシェアをお願いします。)
〇 千葉市長へのお手紙に添える”署名”にご協力いただけると助かります。
※ メールでご連絡いただければ署名用紙を送らせていただきます。(連絡先:メール npo.chiba.public@gmail.com )また、ご署名いただいた紙をお送りいただく際は、費用がかからないよう対応させていただきます。
※ いただいた情報は本活動以外には使用しません。
※ 署名の締切は平成30年2月28日(水)までとさせていただきます。
ご協力のほど、何卒宜しくお願い致します!
長文お読みくださりありがとうございましたm(_ _)m
(補足)
〇 千葉市長について
熊谷俊人さん。現在39歳、政令指定都市最年少市長。
マニフェストに「まちづくりを支えるNPOや市民活動団体を積極的に応援」。
若くていろいろなことに挑戦されている市長なので、きっと興味を持って頂けるような気がします☆