ニノの日記

二宮尚徳(にのみやひさのり)が思ったことなどを書いています。

心と音楽

 

懐かしい曲を聴くと、それをよく聴いた頃の気持ちが蘇ることがある。

 

音楽には、心のどこかに残っている感情を、引き出してくれる力がある。

 

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今回、仕事を辞めるにあたって、多くの方から、「その計画はいつから考えていたの?」

と、聞かれるが、実は自分でもよくわからない。

 

3.11の震災がひとつの契機になったとは思うけど、当時は自分に与えられた震災復興の任務を全うすることしか考えていなかった。

 

子どもの頃からの夢だったとはいえ、長い間考えないようにしていたし、学生時代もそんなに強く意識することはなかった。

まして、就職する頃にはそんなこと全く考えていなかった。

 

ここ1年で急激に物事が進んだような感じだ。

 

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ところで、自分の机の前には、『蘇生』という曲の歌詞カードが貼ってある。

 

この曲は、大学時代に出会った大好きな曲の一つだが、思えばここ1年くらい、よくこの曲を聞いていた。

 

この曲は歌詞がどこかつかみどころがなく、何か大きなものを感じさせるような印象を持っていた。

 

長い間、「よくわからないけど何か好き」という感じで、たまたまこの時期に再会し、よく聞いていた。

 

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今日、改めてこの曲を聴いた。

この曲が好きだった理由や、歌詞のイメージがなんとなくわかったような気がした。

 

きっと、意識はしていなくても、一度抱いた強い気持ちは心のどっかにずっと残っているんだろうな。